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澤村田之助 (5代目) : ウィキペディア日本語版 | 澤村田之助 (5代目)[ごだいめ さわむら たのすけ]
五代目 澤村田之助(ごだいめ さわむら たのすけ、新字体:沢村、明治35年(1902年)10月11日 - 昭和43年(1968年)12月3日)は、歌舞伎役者。屋号は紀伊國屋、定紋は釻菊、替紋は波に千鳥。俳名に曙山(しょざん)。本名は山中 宗次郎(やまなか そうじろう)。 == 人物 == 七代目澤村宗十郎の次男。兄には五代目助高屋高助、弟には八代目澤村宗十郎がいる。 東京の生まれ、明治41年 (1908) 9月に三代目澤村由次郎を襲名、東京歌舞伎座の『江戸育御祭佐七』の魚屋の小僧で初舞台。大正9年 (1920) 1月より帝国劇場で五代目澤村田之助を襲名し名題に昇進。 芸は二枚目の和事や若女形等幅広くこなす傍ら、新派の舞台に立ったりヨーロッパへ演劇の研究に行くなど八面六臂の活躍で将来を嘱望されていた。 晩年は不遇で病気がちになり、昭和39年 (1964) に長男の四代目澤村由次郎に六代目澤村田之助を譲り、自らは澤村曙山を名乗って引退した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「澤村田之助 (5代目)」の詳細全文を読む
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